電話

2002年9月30日
まさしは会いたいとか言わなかった。
少し離れてはいるが、会えない距離ではない。
それよりも私の町は仕事でちょくちょく通るというのだ。
「今るびぃの町を通過中。車見えたら手を振って!」
なんて茶目っ気なメールが来たりしてた。

怖いもので毎日かなりのメールのやり取りは距離を近づける。
ふと私は寂しくなる。
どうしようもなく寂しくなる。
それをメールで感じとったまさしは「電話で話してみないか?」と言い出した。

いつかはそうなるだろうとは思った。
番号は教えてもらった。
「ワン切りすればかけなおすよ。」
悩んだ。
番号を教えることは怖い。
でも寂しかった。
ワン切りした。
かかってきた。

「もしもし、まさしだけど・・・るびぃ?」
その声は思ったより年上に感じた。
(この人は違う!!!)
それが第一印象だった。

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