突然の出来事

2003年2月14日
英雄は長男で親と同居していた。
その親が突然倒れたと連絡が入った。
「ごめん、来月逢う約束、果たせないかもしれない。」
「そんなことは気にしないで。」
英雄はかなり落胆していたように感じた。
しばらくは仕事と家業の手伝いをすることになった。
英雄にしたらかなりハードなことである。
「メールもできないかもしれない。」
「だからそんなことはいいの。今は家庭のほうに力を注ぐ時でしょ。皆が英雄を必要としているんだから。」

それから英雄は仕事を終えると家業を手伝うというハードな日々が続いたのだった。
メールも電話もない日々が続く。
大変なのは十分承知していたつもりだが、着メロが鳴らない携帯もまた寂しかった。
私からの一方通行のメール。
一言でもいいからメールをもらえないだろうか?
そんな時間さえないの?
寂しさが積み重なって大きく膨れ上がってくる。

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