「何か」

2003年3月13日
趣味嗜好の違いがあったのに、年下君を切れなかったのは、
優しい一面があったから。
嫌な事、辛い事、悲しい事がある度に私は年下君に「何か」を求めていた。
年下君は彼ができる範囲のことを私にしてくれる。
私の気持ちをわかろうとしてくれる。

「るびぃさん、寂しかったんだね。」

そう言われると嬉しかった。
この人はわかってくれるんだなと思って。
たまに現実にかえる出来事もあったが。

「ごめん。妻がそばにいるんだ。」

そうこういう時は彼が「妻帯者」であることを思い知らされる。

そんな彼も体調を崩し、入院する事態となってしまって連絡は途絶えた。
自宅療養に変わってから時折連絡はくるようになったが、
奥様の存在がひしひしと伝わってくる。
仕方がない。常に年下君のそばにいるのは「妻」なのだから。

その後私は新たな人と出会う事となる。

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