出発の朝

2002年12月27日
当日の朝になってもなんだか行動できずにいた。
どうしよう・・・・・
これはもしかしてこれから起こるべきことを予感していたのだろうか?

「待ってるからね。」
英雄からメールが入る。
待っていてくれるのならば・・・私は準備を始めた。

平日の朝の新幹線乗り場の周囲はビジネスマンでいっぱいだった。
ビジネスマンに囲まれて新幹線に乗り込む。
もうすぐ、英雄に逢えるのね。
新幹線は英雄の待つ駅へと走り出した。

進展

2002年12月26日
新一とはあっさり終焉を迎え、英雄オンリーの生活に。
英雄とデートして2ヶ月が過ぎた。
私は英雄に何気なく聞いてみる。
「もしも私が英雄の住む街へ行ったら、迎えにきてくれる?」
「来てくれたら、そりゃ迎えに行くよ!もしかして来るの?」
「いつかは行ってみたいなーって思ってるんだけど。」
「そっか。おいでよ!案内するよー。」

そんな話から私は英雄の住む街へ行く事となった。
ネットで細かく電車の時間を調べた。
電車を乗り換えて、新幹線に乗らなくてはならなかった。
乗り換え時間をいれて・・・
英雄と過ごす時間はほんの2時間程度。
それだけのために時間もお金もかけて行こうだなんて・・・・・
好きだったのかな?

英雄の夜勤明けの日に出かけることにした。
でも、当日の朝になってもあんまり乗り気にはなれなかったのだ。

クリスマスデート

2002年12月25日
「彼」以外の男性と・・・・・
新一から連絡が入る頃にはすっかり新一熱は冷めていた。
メールが来ても、電話が鳴っても、無視した。
でもいつまでもそんなことは出来ない。
私は電話に出た。

H「いつなら会える?」
R「もう会えないよ。」
H「なんで?」
R「だってエッチな気分にはなれないんだもん。」
H「そっか。」
R(ん?なんだ?そっかってなんだ?)
H「エッチじゃないお前なんてなんの魅力もないよ。」
R(そか。そういうことね。)
H「俺はエッチなお前が好きなんだ。エッチでなくなったお前なんてなんの魅力もないよ。じゃ。」

あっさりと新一とは終わってしまったのだった。

ジェラシー

2002年12月23日
ところが新一は普通とは違っていた。
「その男と会って、どうしたんだ?」
「え?ただ一緒にお散歩して、食事して、ちょっと話て終わりだよ。」
「その男とはホテルへ行かなかったのか?」
「行かないよ。」
「本当だな?」
「本当に行ってないよ。そんな人じゃないもん。」
「じゃ、俺と会え!」
「えっ!」
「今度は俺と会ってホテルへ行くんだ!!」

新一は英雄には取られたくないとでも思ったのだろうか?
しつこいくらい会うように誘った。
ちょうど英雄は出張やら会議やらで忙しかった時でもあった。
英雄が時間が出来た時に連絡が入るようになっていた。

それから2週間が過ぎて行った。

失敗

2002年12月21日
私は事もあろうに英雄宛のメールを新一に送信してしまったのだ。
送信したのは午前中。
気が付いたのは夕方だった。

(あっちゃー!(>_<)どうしよ・・・)

どうにもこうにも送ってしまったことには代わりはないし、
今更どうすることもできない。
それに気がついた頃に新一がメッセに上がってきた。

「他の人とメールをしていたんだね。」
「はい・・・」
「それも、その人と会ったことがあるんだね。」
「・・・そうです。」
それはそれは重〜い会話だった。

(ん?でもよ・・・新一だって愛さんとメールやメッセしてるんじゃない?
それに会って濃厚なセックスしてるんじゃないの。
それで私を責められる訳?)

そうは思ったけど、決して口には出さなかった。
もう新一とは終わったな・・・って思った。

とんでもないこと

2002年12月20日
英雄との復活&初デートを終え、私は浮かれていた。
新一とはメールの数は減ってはいたが、メールは続いていた。
変態新一よりは英雄かな?と思うようにもなっていた。

英雄が夜勤を終えた時、私の「おはよう、お疲れ様でした」のメールが来ているとすごく嬉しいと言うので、私は朝にメールを入れた。
家に戻って睡眠を取る前にはメールが入るのに、今日は午後になってもメールが来ない。
(疲れているんだろうなぁ・・・・・)
そう思って気にもとめなかった。
いや、気になってた。

おかしいなぁ・・・・・おかしいなぁ・・・・・
何気に送信メールをチェックしたのです。
すると、すると、とんでもないことに気がついた。
私としたことがなんてこと!

目の前が真っ白になるってこの事なのね。
背筋に何かが走った感じがした。

秘密

2002年12月17日
秘密メモデーです。

Love song

2002年12月16日
英雄が編集したテープには英雄の心が入っていた。
ラブソングが詰まったカセットテープだったのだ。
そして英雄の一番好きな歌が最後に。
初めて聞く曲が多かったが、どれもステキな曲だった。
(こんなにも思われていいのかしら?)
それが正直な感想だった。
だって私と英雄は既婚者同士。
恋愛なんてご法度が常識な世界に住んでいるというのに・・・・・

英雄は帰った後思ったそうだ。
手を繋いで歩けばよかったかな?
抱きしめたほうがよかったかな?と。
もしも英雄の車に乗っていたら・・・・・
英雄は間違いなく抱きしめていたよと言った。

カセットテープ

2002年12月15日
ベンチに座っていろんな話をした。
電話で話をするのとは違い、顔を見て話するのは互いの表情も見られていいなと思った。
時折冷たい風が吹き、英雄の隣へ座ろうかと思ったが、出来なかった。

楽しい時間の過ぎるのは早いもので・・・・・
英雄が帰る時間が迫ってきた。
二人でテーマパークを後にし、駐車場へ向かう。
車に着くと英雄は一本のカセットテープを手渡した。
「これ、約束のテープだよ。」
そう言って手渡されたテープは英雄が私のことを思って編集したテープだった。
「このテープを手渡せないのかと思っていたけど、良かった。」
英雄とは手も繋ぐこともなく、キスもすることもなかった。
見送られるのは嫌いなので、英雄に先に出てもらった。
英雄からもらったカセットテープを聞いて帰った。
テープを聞くと涙で前が見えなくなってしまった。
そのテープには・・・・・

初デート

2002年12月14日
車から降りた英雄は背の高い、ちょっと頭は薄いおじさんだった。
(私はこの人が好きだったの?)
そう心でつぶやいていた。
ぎこちなさもすぐになくなった私たちだった。

二人ならんでテーマパークを歩く。
会ったら腕組んでなんて話はどこへやら、そんなこともできない二人だった。
会話は途切れることがなかった。
施設内で食事をする。
向かい合ってゆっくり顔を合わせる時間だった。

私は会った時に渡したいものがあった。
私が旅行したときに英雄にと選んだキーホルダーだった。
英雄がキーホルダーが壊れてって話をしたので、その代わりに使って欲しいと思って選んだものだった。
英雄は早速付け替えた。
目の前で付け替えてくれたことがなんとなく嬉しかった。

食事を終えてまた散策して、ベンチに腰掛けた。
間に1人座れるくらいのスペースを空けて。(笑)

出会い

2002年12月13日
英雄は私の住む街まで来てくれてたのだった。
夜勤明けというのに、高速道路を飛ばして。
落ち合う場所はとあるテーマパーク。
英雄は子供と一緒に来たことがあると言っていた。

約束の時間に少し遅れそうだとメールが入る。
待ち合わせは駐車場。
少し広いが平日ともあって休日よりはまだましかと。
端のほうが空いていたのでそこへ車を止めた。
英雄に私の車の車種と色と止めた場所をメールする。
英雄らしい車を発見する。
ドキドキの絶頂!
(他県ナンバーだ。間違いない!)
英雄は私の車の横に止めた。
私は車から降り、英雄の車のほうへ。

英雄との対面!!!

約束

2002年12月12日
英雄からメールが来た。
是非謝らせて欲しいと。
できれば直接電話で謝りたいから番号を教えて欲しいと。
安易に番号まで送ってしまう私って・・・・・

翌日英雄から電話があった。
「もうどうしていいのかわからなくなっていた。るびぃの住む街へ出かけて行き、電話帳で調べて片っ端から電話をかけようと思ったよ。」
英雄は私の名前しか知らない。
携帯のアドから私の苗字の頭文字はわかる。
頭文字のつく苗字を調べて全部にかけようかと思っていたと語る英雄。
その気持ちがなんとも嬉しかった。
泣きながら後悔したことを延々と語る英雄を私は受け入れてしまう。

「前の会う約束を果たしてもらえるかな?」
「・・・・・うん。」

気持ちが盛り上がったまま4日後の英雄の休みに会う事となった。

展開

2002年12月11日
新一と私は互いに忙しくなり、連絡が途絶えがちになっていた。
そんな時、私はあまり使わないフリーメールを何気にチェックした。

(ん?)

それは英雄からのメールだとわかった。
私が最後のメールだとして英雄に送った「ありがとう」の返事だった。
携帯から送っては私だとバレてしまう。
そう思った私は、フリーメールから名前も名乗らずに送ったのだった。
内容はメールを止めたことを後悔していると。
アドレスも携帯番号も思い余って消してしまい、
私と連絡をとる術がなくなり、
どうしようもない後悔の念にかられていると切々と書かれてあった。
もう一度メールをするチャンスをもらえないだろうかと。
私は英雄にメールをしてしまった。
それも携帯から・・・・・

回想

2002年12月10日
新一と会った時に、新一はこう言った。
「この二本の指でイカせてあげるから。」と。
そのニ本の指を動かせて見せられた時、私はその指に酔ってしまいそうだった。
なんともいやらしい動きだった。
想像は私の体を駆け巡る。
(この人ならば私を快楽の世界へ導いてくれる)
そんな思いがしたのだった。

新一が愛にしたこととは・・・・・

興味

2002年12月9日
新一は月の使者が去る頃になった頃を見計らい、頻繁に連絡してきた。
そんな時、私自身が忙しくなっていた。
満足に連絡がとれなくなって一ヶ月程過ぎた時のことだった。
なんと新一はその間に愛と連絡を取っていた。
愛と楽しんでいたのだ。
私が相手にならないのだから、それは在り得る話しだろう。
私は新一に聞いて見た。
愛にどんなことをしたのかと・・・・・

秘密メモのみ

2002年12月8日
秘密メモデーです。

内緒

2002年12月7日
過激メモ・・いえ秘密メモのみ。

神様のお告げ

2002年12月6日
新一は穏やかに話し始めた。
「早く言ってくれたらよかったんだよ。気持ちが高まっていたところだったから、がっかりもまた大きかった。」
「ごめんなさい。」
小さくなっていく私。
「いや、いいんだ。これってるびぃに浮気しちゃいけないよっていう神様のお告げなんじゃないのかな?」
そう新一は言った。
私は新一と違って浮気経験はない。新一が初めての男性となるはずだった。
しばらく話をして駅まで送ってもらった。
「今日はありがとう!」
そう言って新一の車は消え去った。

初めての経験

2002年12月5日
新一の車に乗り込んだ。
「こんな人だったんだなぁ。いやらしい奥さんは。」
そう言って舐めるように見る新一。
(こんな人だったんだ)
私も新一を見た。
小柄なおじさん。どこにそんなパワーがあるんだろう?
「じゃ、行こうか。」
そう言って車を走らせる。
(言わなきゃ・・言わなきゃ・・)
そう気持ちが焦る。
「あのね・・」
私は切り出した。
話終えると新一がこう言った。
「なんだ・・なんで早く言わなかったんだ。」
「ごめん・・」
「じゃ、帰ろう。」
「・・・・・」
(やっぱりそうか、そうだよな。)
新一は待ち合わせ場所に向かって車をUターンさせる。
しばしうつむいた私に声をかける。
「この辺りは会社関係の人が多いんだ。お茶をするって訳にはいかないんだよ。」
何にも答えられなかった。
新一はとある駐車場へ車を止めた。
「少し話をしようか。」
私は嘘をついたみたいで辛かった。

1 2 3 4 5 6

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索