大ドンデン返し!

2002年10月7日
出逢ってから変化が訪れた。
メールが少なくなっているのだ。

「ごめん、忙しいんだ。」

そう言われたら・・・何も言えない。

まさしの好みは「黒木瞳」
到底かけ離れている私。
(気持ちは変わらない)
あの言葉は嘘だったの!?

葛藤の毎日だった。
今までなら即レスだったのに・・・
わかっている、わかっている、わかっているはずなのに
本当は私わかっていないの?

限界だった。
はっきりさせたかった。
私は最後のメールを出した。
・・・返事は来なかった。

終わったんだ・・・終わらせたんだ・・・
そう自分に言い聞かす。

寂しくてどうしようもなくて私は次のメル友を探す。
今度は少し遠い人にしよう。
逢わない・電話もしない
それでもいい人に・・・

42歳英雄。
距離は200Km弱離れている。
条件も納得してくれた。
新たなメールのスタートをきった。
まさしを忘れるために・・・
いよいよ逢うことに。

「逢ってすぐにどうこうっていうのは嫌だから、顔見て話しよう。」

そうまさしは言った。
そう言ってくれたので気が少し楽だった。

眠れない夜・・・朝を迎えた。

まさしは仕事の合間を縫って私の町まで来てくれることになった。
待ち合わせの喫茶店。
私が先に着いた。駐車場で待ってようか?って言ったんだけど、中で何か飲んでいていいよってことで、先に店の中へ入った。
窓際の席に座ってカフェオレを頼む。

(どんな人なんだろう・・・まさしって)

ドキドキと緊張が交差する。
○○ナンバーの車が来た。車種と色は聞いていた。
間違いない!まさしの車がだ。
どんな人が降りてくるの?
私の車の横に止める。私の車種も色も話しているからわかったのだろう。

扉が開いてまさしは降りて来た。
まさしが店に向って歩いて来る。

(この人がまさし!?)

告白

2002年10月2日
毎日のまさしとの電話が楽しみになっていた。
電話で殿方と話するなんておひさもおひさだったし。
エッチィな会話も最初は恥ずかしかったけれども、
次第に普通になっていった。

「俺たち逢えるんだろうか?」

まさしは言った。
逢いたいような怖いような・・・
ずっとじらす感じでメールを続けていた。

テレビで水商売のお姉さま方がメールで営業している場面があった。
今時はそんなものか・・・
携帯画面はハートマークいっぱいのお誘いメール。
そうか・・・ピンときました!
これ、使わせてもらいます♪

私はおやすみメールをハートで囲ってみた。
なかなか可愛いではないかい!
ハイ、送信。

しばらくしてまさしから返事が来た。
開いてビックリした。
私は胸がいっぱいになってしまった・・・

まさしからのメールはハートいっぱいの告白メールだった。

男性への興味

2002年10月1日
それからというもの、電話で話をすることが多くなった。
車での移動中や、外出先で待たされている時など、時間があると電話をくれた。
私は携帯電話代が高くなるからと気になったのだが、
「そんなことは気にするな。」
そう言ってくれるまさしの言葉に甘えていた。

電話で話をすると親密さが増してくる。
Hな話もするようになった。

「イッたことあるの?」

その問いかけは必ずくると思った。
私は「イク」ということが理解できていない。
気持ちいいのはわかるし、そうなることはあるが、
果たしてそれがイクことなのかどうか?
こんな感じとか・・・といろいろ言われるが、それはないかなぁ?

「イカせてあげたいな。」

女性経験3桁の彼ならイとも簡単にそうなれるのかもしれない。
そんな考えが浮かんでは消えた。

「他の男のHもいいかもしれないよ♪」

正直興味があった。
それにイク感覚を知りたいと思った。
でも・・・病気のこととか頭を過ぎる。
なかなか踏ん切りがつかない日々を過ごしていた。

踏ん切りをつけた言葉・・・それは・・・
       ↓

電話

2002年9月30日
まさしは会いたいとか言わなかった。
少し離れてはいるが、会えない距離ではない。
それよりも私の町は仕事でちょくちょく通るというのだ。
「今るびぃの町を通過中。車見えたら手を振って!」
なんて茶目っ気なメールが来たりしてた。

怖いもので毎日かなりのメールのやり取りは距離を近づける。
ふと私は寂しくなる。
どうしようもなく寂しくなる。
それをメールで感じとったまさしは「電話で話してみないか?」と言い出した。

いつかはそうなるだろうとは思った。
番号は教えてもらった。
「ワン切りすればかけなおすよ。」
悩んだ。
番号を教えることは怖い。
でも寂しかった。
ワン切りした。
かかってきた。

「もしもし、まさしだけど・・・るびぃ?」
その声は思ったより年上に感じた。
(この人は違う!!!)
それが第一印象だった。

掲示板

2002年9月28日
掲示板に載せてみようかと思ったが、そんな勇気もなく、男性側の掲示板を覗いて見た。
できれば年上の既婚者がいいんじゃないかって思った。
「38歳まさし」
なんとなく目に止まった。
早速メールを送って見る。
しばらくして返事が来た。
出逢い系経由なのでお互いのアドレスはわからない。
それは私にとっては有難いことだった。
システムがよくわからないが、男性側は女性にメールを送るとポイントがなくなるらしく、そのポイントは料金がかかるものらしい。
何度かやり取りすると「直メにして欲しい」とアドの書かれたメールが来た。
ずいぶん悩んだのだが、私も送りにくいのもあって思い切って直メに変更した。
「ありがとう」とまさしのメール。
ドキドキが始まった瞬間でもあった。
出逢い系サイトが問題視され始めた頃、出逢い系サイトとはいかがなものか?興味を持ったのが始まりだった。
テレビで出逢い系サイトでメル友となった男性に会いに行く主婦の完全密着レポートなんてものが放送されたりして、新聞チェックして見ていた。
スーパーの駐車場、人気の少ない屋上駐車場に待ち合わせをしてメル友に会う主婦。
それから相手の車に乗り込み食事をし、そのままホテルへIN。
男性側のインタビューでは予想以上に相手が良かったと見えて、継続を望んでいたが、女性側は一度切りにしたいと。
お相手が不満だったのか?
当時はメル友になんで会うかなぁ?って思ってた。
だって見知らぬ相手で、本当の姿なんて見えないんだから。
それにその頃は事件絡みが多かった。
出会うからそうなるんだ!馬鹿だなぁ・・・って冷めた目で見ていたのだ。

「自分はそうはならないよ」そう思って出逢い系の扉を開いた。

初めての日記

2002年9月26日
いつも読者側なので、書き手側になってみたくて。

まずは心のうちを少しずつ。

そして自分自身のことを。

みなさんに負けないように、書いて行きたい。

手始めはネットのきっかけとなった「メル友」について。


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